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春のNEW  BEANS | BRAZIL PEDRA PRETA COE#22

2022.6.14

春のNEW BEANS | BRAZIL PEDRA PRETA COE#22

BRAZIL PEDRA PRETA COE#22

Farm:Fazenda Pedra Preta

Producer:Claudia Maria Carneiro Bustamante

Location: Jesuânia, Mantiqueira de Minas, MG

Altitude: 1280masl

Variety: Catucaí 2 SL

Process: Natural

Score: 87.67

 

農園 |ドラ・プレタ

生産者 |クラウディア・マリア

エリア | ミナス・ジェライス州、マンチケイラ・デ・ミナス、ジェスニア

標高 | 1280m

品種 |カツカイ 2 SL

プロセス |ナチュラル

スコア | 87.67

 

甘いオレンジや優しいミックつナッツの甘さに、上品なブラウンシュガー

 

ぺドラ・プレタ農園はブラジルはミナスジェライス州のマンティケイラ・デ・ミナスに位置します。この地域は、質の高いミネラルウォーターの貯水池として国際的に認知されるほど自然と水資源に恵まれた土地です。 コーヒーの生産は標高1100~1300mの山岳地域で行われており、ブラジルのコーヒー生産地としては特異な環境であるこの美しい山岳地帯と独特の気候条件によって、甘く鮮やかな風味を持つコーヒーが生まれます。 一方で、山岳地帯であるがゆえに、ブラジルの主要生産地域のような大型の機械が導入できず、生産コストを下げる事ができないハンデキャップを常に抱えてきました。そのため、地域を挙げて徹底した高品質化を図り、国内でもいち早く高品質で付加価値の高いスペシャルティコーヒーの生産を志したと言います。 現在、スペシャルティコーヒーの生産においてベースとなるグリーンセパレーターを用いた生産処理での選別や、サスペンデッド・パティオでの乾燥への取り組みも早期から始めており、今では蓄積したノウハウでブラジルのスペシャルティコーヒーを牽引する名産地として知られています。

 

ぺドラ・プレタ農園の歴史は19世紀末にまで遡ります。20世紀の初頭、当時のオーナーさんがこの地で初めてとなるコーヒーを植樹しました。最初に植えられた品種はイエローブルボンだったそうです。その時代より標高1150メートルから1350メートルの温暖な気候で、高品質なコーヒーが生産されてきました。また、同時に温泉や自然林の保全も継続的に行われてきました。 2016年になるとAntonio Fortes Bustamante氏に農園が引き継がれ、娘さんと一緒によりよいクオリティや生産性、持続可能性を追求しながら農園づくりに励んでいます。 かつてのオーナーさんは精製処理を行う設備を所有しておらず、他の組合の精製処理場で精製加工を行っていましたが、Antonio氏は現在、自身の最新精製処理施設を建設中です。今回のCOEロットのコーヒーの精製処理には、その完成が間に合いませんでしたが、彼の所有している別の精製処理場のパティオや、生豆倉庫、メカニックドライヤーなどを使用し生産されました。

 

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