2022.2.20
ケニアのエンブ地方からギキリマの登場です。
Kenya Gikirima SL Roast
ケニア– ギキリマ SLロースト Light Roast
ケニアのコーヒーは年々味わいの傾向が少しづつ変わってきています。 2年前などはフルーツトマト系の味わい、最近ではプラムの様な印象が強いコーヒーが目立ってきています。美味しいコーヒーを見つけ出すカッピングは普段の製品ローストのカッピングとは少し違います。ケニアのもつ生豆のポテンシャルや、フレッシュなフルーツフレーバーなどを五感をフル稼働させ見つけ出します。焙煎によってひきだし方も変わってきますので、生豆本来の持っている潜在能力を見分ける力が必要です。 ギキリマのコーヒーチェリーはウエイトをデジタルのスケールで農家さんが直接測り、量を確認。後に、グレードを2つに分けられ、マッキンロンのウェットミルにてパルピングし比重で分けられる。発酵槽にて9〜12時間の発酵。後にウォッシングチャンネルへ。水分がしっかり落ちると最終のアフリカンベッドで8〜10日間乾燥させます。 この場所に来れた事は本当に嬉しい。実際に自分達が扱っているコーヒーをどういう人達がどういう扱いをしているかという事を知れる事はもちろん、美味しい部分だけのコーヒーを作るに至ってはかなりまだ幅があると感じた。大きな投資はいるかもしれないが、将来を考えると、今から新しいエリアに農家を作ってもまだまだ間に合うと思う。 それくらい大きく素敵な場所で魅力があると感じた。
【SL ローストについて】
Mel Coffee Roasters ではど定番となるケニアのお豆。ケニアの焙煎へのアプローチは他の国のお豆の焙煎と違う。浅煎りのもので早く焙煎を行っていたものを、発達部分で時間を他のお豆と比べ2倍程長くとる。長くする事で、味わいの輪郭がはっきりする焙煎の仕方を見つけた。
【Taste note】 Light: Plum, lemon juice, caramel / M-dark: Caramel, Chocolate, brown sugar, hints of cherry
Farm Gikirima
Country Kenya
Area Embu
Process Washed
Variety SL28, SL34…
Attitude 1,800m