ニカラグアより少し深めにローストアプローチをしたハイランド パカマラのリリースです。

パカマラはしっかりした味わいが特徴の品種です。このパカマラ種のジューシーなチェリーの味わいを、今回はあえて香ばしい場所までローストし、優しいチェリーの味わいをほんのり残しました。今回はチョコレートやナッツのような味わいをメインの味わいとなっています。

カサ・ブランカ農園は、ニカラグアの北西部のホンジュラスとの国境に近い、崖と谷が入り組んだ山岳地帯、ヌエバセゴビア県ディピルトに位置します。ここはＣＯＥ受賞農園が集まる、ニカラグアのコーヒー名産地のひとつとして、多くのコーヒーバイヤーから注目を集めています。

２００８年度に、ニカラグアで初めてブラジルPinhalense社の生産処理ラインとアフリカン･ベッドを導入した農園主セルヒオ・オルテス氏の目標は同国最高のコーヒーを決める品評会Cup of Excellence で優勝すること。そのために、ブラジルまで研修に出かけたり、様々な試みをして品質の向上に日々努めています。

カサブランカ・ハイランドパカマラは、農園内でも標高の高いラ・コパ区画とロスプラネス区画で収穫されたパカマラだけで作ったロットで、カサ・ブランカ農園最高級ロットです。２０１２年度COEで１０位に入賞しました。

深めの味わいがお好みの方にお勧めのコーヒーです。

【Taste note】
Dark Chocarate , Caramel , Mixnuts
ダークチョコレート ,キャラメル , ミックスナッツ

Farm Casa Blanca
Country Nicaragua
Area Nueva Segovia
Process Natural
Variety Pacamara
Attitude 1,400ｍ ~ 1,508m

200g Nicaragua Casa Blanca – Highland Pacamara ニカラグア カサブランカ ハイランドパカマラ
¥1,650

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Ethiopia – Dumerso Washed
エチオピア – ドゥメルソ　ウォッシュド

Mel Coffee Roastersから、エチオピアのニュークロップのリリースです。

【生産処理】
・小規模農家が収穫したチェリーを近隣の水洗工場や販売所に搬入、熟度の良いもの
を工場のタンクに投入します。
・チェリーはマッキノン製のディスク式パルパーで皮を剥き、水流によってパーチメントを
P1、P2、P3に比重選別されます（P1が重く、最上級。）
・パーチメントは醗酵槽に導かれ、そこで約36～48時間の醗酵処理を行います。
・表面の滑りがパーチメントから剥離する段階で、水路で水洗いします。
・約半日のソーキング後、パーチメントの水を切り、アフリカンベッドで天日乾燥します。
・パーチメントの撹拌と欠点除去を行いながら、12～15日間掛け乾燥を仕上げます。
・脱穀工場でドライミリング後、精製不純物除去、脱殻、比重選別、ハンドピックを経て、
最終精製された生豆を麻袋に充填し輸出されます。

日照の強い11～15時の時間帯は、パーチメントを護ることと急激な乾燥を防ぐために、ビ
ニールシートで覆います。標高が高い上に、赤道直下のこの地域では、日照が強すぎる
とチェリーやパーチメントにダメージを与えて、味に濁りが出てしまいます。
また、通常の乾燥日数が8日間のところ、12～15日間掛けてゆっくり乾燥を進める（スロ
ードライング）ことで、コーヒー内の水分を均一化させ、複雑でありながらクリーンな味わ
いを作り出しています。緩やかな乾燥は、消費国での生豆の保存性にも大きな影響を及
ぼすことが分かってきました。乾燥後、脱穀された生豆は、機械選別後、ハンドピックに
より選別され、高品質FWコーヒーが完成します。方法はシンプルですが、人の力が品質
を大きく左右します。

選び抜かれた特別なコーヒーをお楽しみください。

Taste note: Hibiscus, Grapefruite, Bright lemon
ハイビスカス、グレープフルーツ、レモン

Farm Various smallholder farmers
Country Ethiopia
Area Yirgacheffe Gedeo
Process Fully washed
Variety Heirloom
Attitude 1,600 ~ 2,000m

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Ethiopia Worka Sacaro Yirgacheffe Gedeb
エチオピア– ウォルカ・サカロ　イルガチェフ　ゲデブ

ニュークロップエチオピアのウォルカ・サカロのウォッシュドのお豆を入荷しました。

このエリアは土地の1/4にコーヒーが植えられる程、エチオピアの中でもコーヒー生産に適した環境が整っている地域です。ゲデブ地区は16の行政区に分かれ、その一つがウォルカ・サカロです。急斜面、緑が多く濃いので自然栽培に適しています。特にコーヒーの木のまわりにはホルスバナナツリーが多く、葉が落ちて分解発酵しコンポストとなることで窒素が増え、土壌がリッチになります。
収穫されたチェリーは水洗工場や販売所に搬入され、熟度の良いものを工場のタンクに投入します。チェリーはパルパーで皮を剥き、水流によってパーチメントをP1、P2、P3に比重選別されます。パーチメントは醗酵槽にて約36～48時間の醗酵処理が施されます。表面の滑りがパーチメントから剥離する段階で水路で水洗いされ、約半日のソーキング後パーチメントの水を切り、アフリカンベッドで天日乾燥されます。
パーチメントの撹拌と欠点除去を行いながら、12～15日間掛け乾燥が仕上げられます。
脱穀工場でドライミリング後、精製不純物除去、脱殻、比重選別、ハンドピックを経て、
ようやく出荷できる状態になります。

2020年は雨の多い年で、収穫は例年より遅れていました。
毎年、収穫の最初と最後のチェリーは熟度がばらつくため1回目のピッキングは
コマーシャルに、収穫のピークを迎える12月終わり頃には熟度が揃うので、2回目の
ピッキングが日本向けの特別ロットとして慎重にセレクトされていきます。

手間ひまかけられた特別なコーヒー豆をお楽しみください。

Taste note: Jasmine tea, Apricot, Hints of peach
味わい /ジ ャスミンティー　アプリコット　ほんのりピーチ

Farm Various smallholder farmers
Country Ethiopia
Area Yirgacheffe Gedeb
Process Fully washed
Variety Heirloom
Attitude 1,900 ~ 2,100m

200g Ethiopia Worka Sacaro エチオピア　ウォルカサカロ
¥1,370

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El Salvador La Fincona
エルサルバドル – ラ・フィンコナ

Mel Coffee Roastersより、El Salvador La Fincona農園のコーヒーをご紹介です。
エルサルバドルのコーヒーは、他の中米のコーヒーと同じようにさび病と戦っています。生産者の方々はさび病への耐性が低くても、美味しい品種であるブルボン種にこだわっています。さび病を抑制するため、様々な対策が考えられているものの、他の中米の生産国に比べ、耐病性の高い他の品種はこの国にはあまりありません。生産者の中には収穫量が半分にまで落ち込む者もいます。スペシャルティコーヒーとしての品質を保つのにも非常に苦労されるため、La Finconaのコーヒーはとても貴重だと分かります。

⽣産者のラウル⽒は、1979年から続くSanta Rosa農園の⼆代⽬⽣産者です。アメリカの⼤学で農学について学び、父親の後を継ぎました。⾃⾝の持つコーヒー⽣産技術でCOE 2014年1位/2015年8位/2017年1位/2018年３位/2019年1位と品評会で上位⼊賞を何度も果たし、チャラテナンゴ地区のコーヒーを有名にした第⼀⼈者でもある敏腕⽣産者です。COEで⼀位を三度も獲得する⽣産者は、世界でもおそらくラウル⽒だけだと思います。
La Fincona農園は、ラウル⽒の⽗（ホルヘ・ラウル・リベラ1938〜2013）の遺産の⼀部です。 彼はエルサルバドル⼤学の教授であり、コーヒーの栽培と加⼯を10年間教えただけでなく、1978年からこの地域でずっと働いていました。また、チャラテナンゴでの作物の設⽴の先駆者でもありました。標⾼は⾃⾝の農場の中でもそこまで⾼くありませんが、コーヒーの⽊の剪定から脱穀するプロセスの⼀括して品質管理をしています。
【Processing Details】
1, 完熟チェリーの収穫後、更に⼿で完熟、未熟の選別
2, 発酵槽で、フローターと沈んだ物を選別。
3, ⽇陰のアフリカンベッドで約30⽇間乾燥。平均気温約20度、湿度は70%。
4, ⽔分含有量を１０〜１２%まで乾燥かける。

Taste note: Passion fruit , wiki , caramel
パッションフルーツ , キウイ , キャラメル

Farm La Fincona
Country El Salvador
Area Alotepec, Chalatenango
Process Natural
Variety Bourbon
Attitude 1,100〜1,200

200g El Salvador La Fincona エルサルバドル – ラ・フィンコナ
¥2,800